双龍産業株式会社

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NEXT®【Umicore】(合金粉)

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商品紹介

NEXT®はダイヤモンド工具業界に於いてスタンダードな合金・金属粉末として広く使われています。またコバルト・鉄・銅の合金粉であるNEXT®は様々な金属粉と混ぜて使用することが可能です。
NEXT®はコスト低減に貢献し、また従来の金属粉末よりも安定的な価格でご提供しております。
標準的なpremixed (プレミクス)粉と比べ、NEXT®はより細かい砥粒で構成され、またより高い均質性を有し、優れた金属分散をご提供します。
優れたダイヤモンド保持力を持ち、工具の寿命とパフォーマンスを向上させます。

NEXT®の特徴

焼結したNEXT®100 の微構造

エッチング後に700℃でホットプレス焼結したもの

 

焼結した従来のプレミクス粉の微構造

エッチング後に700℃でホットプレス焼結したもの

NEXT® グレード表

NEXT®

NEXT® Premixed
3種類
NEXT® + Fe
or + WC

NEXT® Premixed
3種類
NEXT® + Fe + Br
or + Fe + WC

NEXT®
造粒品

NEXT®100

MX1180

MX1660

NEXT®101

NEXT®200

MX2480

MX1760

NEXT®201

NEXT®300

MX1480

MX1481

NEXT®900

MX3480

MX3481

NEXT®400

MX4885

 

MX4885-1

 

MX4380

 

MX4381

・・・ フリーシンタリング用

Pure NEXT®

3種類の金属「コバルト」、「鉄」、「銅」で構成されています。
従来の金属粉末と混合するのに適した特性を持っています。

焼結温度による硬度の変化 (ホットプレス時)
＜3％ Cu
NEXT®100NEXT®200NEXT®300

- 従来の金属粉末と混合するのに
　適しています。
- 500mmΦ以上のブレードに推奨
- 酸化防止処理を施したグレードも
　ご用意があります。

- 高い切削性能
- 500mmΦ未満のブレードに推奨

- 銅の構成比率が低い
- レーザー溶接用のバッキング
　(下地)用の金属粉末
- 高い延性と高い耐トルク性
＜3％ Cu
NEXT® 100
NEXT® 900
NEXT® 900

- 従来の金属粉末との良い相性
- 石材研磨に適した特性

Pure NEXT® グレード表

↓物性　グレード→

Pure NEXT®

NEXT®100

NEXT®200

NEXT®300

NEXT®900

粒径(μm)

1.15

1.15

4.2

3.0

理論密度(g/㎤)

8.62

8.75

8.12

8.08

スコット密度(g/㎤)

0.8

0.75

2.2

1.6

タップ密度(g/㎤)

1.95

1.75

3.2

2.6

最低焼結温度

825℃

700℃

775℃

825℃

推奨焼結温度

850℃

725℃

825℃

850℃

NEXT® Premixed

主な特性

優れた均質性と分散性を有し、工具の性能向上に貢献します。
従来の金属粉末に添加するのにも適しています。

二種混合
(プレミクス)
粉末

＋20％ Fe

＋20％ WC

焼結したMX1480

80％
NEXT®100

MX1480

MX1180

- 鉄粉が塑性を高めます
- 従来の金属粉末用途に
　適しています

- WC粉末が耐摩耗性を高めます
- ほとんどの研磨・研磨用途に
　使用できます

80％
NEXT®200

MX2480

焼結したMX2480

焼結したMX1180

- 鉄粉末が塑性を高めます
- 長いブレード寿命が要求
　される際に、NEXT®
　が切断性能を高めます

80％
NEXT®300

MX3480

- レーザー溶接に適した特性
　を持ちます
-バッキング材(下地材)
　として特別に開発された
　粉末です

三種混合(プレミクス)粉末

60% NEXT®100＋20% WC + 20% Fe

64% NEXT®100+20% Br(85/15) + 16% Fe

MX1660

MX1760

- 高すぎない硬度での優れた耐摩耗性
- 中くらいの研磨性を持った
　ソーイングに適しています

- 鋼が快削性を向上させます

NEXT® Premixed グレード表

↓物性　グレード→

NEXT® premixed

MX1180

MX1480

MX2480

MX3480

MX1660

MX1760

理論密度(g/㎤)

9.49

8.47

8.58

8.07

9.29

8.51

スコット密度(g/㎤)

1.0

1.0

1.0

2.3

1.2

1.1

タップ密度(g/㎤)

2.2

2.0

2.1

3.4

2.5

2.4

最低焼結温度

825℃

750℃

700℃

750℃

800℃

725℃

推奨焼結温度

850℃

800℃

750℃

825℃

850℃

775℃

NEXT® 造粒粉

代表サイズ：63 – 450 μm
NEXT®造粒粉の主な利点：

  • NEXT®粉末と同一物性(焼結後)
  • コールドプレス性能の向上
  • 高い流動性
  • 簡単な脱バインダ
  • 作業時、加工時の塵の発生が極めて少量です

造粒粉で提供可能なNEXT®グレード

Pure NEXT®
  • NEXT®101 (NEXT®100の造粒粉)
  • NEXT®201 (NEXT®200の造粒粉)

 

NEXT® Premixed
  • MX1481 (MX1480の造粒粉)
  • MX3481 (MX3480の造粒粉)

NEXT® 造粒粉 グレード表

造粒品

NEXT®101

NEXT®201

MX1481

MX3481

顆粒 (µm)

63-450

63-450

63-450

63-450

スコット密度(g/㎤)

2.3

2.3

2.3

2.5

タップ密度(g/㎤)

2.6

2.7

2.6

2.8

ホールフロー(s/50g)

8.0

8.0

7.0

6.5

結合剤(%)

2.75

2.75

2.75

2.75

フリーシンタリング用NEXT®

NEXT®400、MX4885及びMX4380はフリーシンタリング用に開発された金属粉末です。プレ合金の技術による技術的、経済的なメリットを提供致します。
このうちMX4885、MX4380は造粒粉でもご用意がございます。

グレード

用途

NEXT®400

- 軟らかい石材(石灰石、大理石など)
- ソーブレード、採石ワイヤーソー

MX4885
NEXT®400 + special Fe

- 標準的な御影石
- 単一ブレード、マルチブレード、単一ワイヤーソー(採石、固定マシン)
　マルチワイヤーソー

MX4380
NEXT®400 + special Ni+Br

- 硬い御影石
- 単一ブレード、マルチブレード、単一ワイヤーソー(採石、固定マシン)
　マルチワイヤーソー

フリーシンタリング用NEXT® グレード表

粉体品

NEXT®400

MX4885

MX4380

造粒品

MX4885-1

MX4381

粒径(μm)

2.0

-

-

顆粒 (µm)

63-450

63-450

スコット密度(g/㎤)

1.2

1.1

1.0

スコット密度(g/㎤)

2.4

2.4

タップ密度(g/㎤)

2.4

2.2

2.2

タップ密度(g/㎤)

2.7

2.7

理論密度(g/㎤)

8.35

8.21

8.36

ホールフロー(s/50g)

7

6.5

最低焼結温度

875℃

900℃

900℃

結合剤(%)

2.5

2.5

推奨焼結温度

900℃

950℃

925℃

硬度(フリーシンタリング)

200MPa (51.5%の相対密度)でコールドプレスした試験片を、水素炉(150℃/時間―保持時間：1時間)でフリーシンタリング焼結した場合。

荷姿

  • 金属ドラムにポリエチレン内袋を入れてご提供致します。
  • 各製品のドラムサイズについてはお問合せください。

メーカー紹介

Umicore社 紹介ページ